“SOUL”的陸上競技活動録

カテゴリ:陸上競技( 8 )

陸上競技の集客数問題について 前編

 たびたびタレントでありトップアスリートである武井壮さんが提議している"陸上競技の集客力"問題について。

 "陸上は50種目近くあってそれぞれ決勝8人進むとして400人のトップ選手を観れる試合があるとする。。1人の選手が100人の応援を呼べたら40000人を集客できるのさ。。毎年満席の競技場で戦いたくないか?そんなの運営の仕事だって言って何十年もガラガラだろ、自分達で変えられるんだぜ。。"
 ※10月14日武井壮さんツイートより引用

 不定期にして武井さんは

 『世界にも通用するパフォーマンスをもってる日本の陸上競技選手ですらお客さんを呼べない』

 『自ら広告活動にしていかないとこの現状は打破できない』

 『観客に見てもらえないパフォーマンスは世界レベルであっても意味がない』

 といった主旨の発言を世に繰り出しております。

 陸上競技を始めてたった2年で日本の頂点に立ち、そこで感じた自らの無名さを誰にも理解されないほど痛感した武井さんだからこそ言える言葉です。
 
 陸上競技は人気がない?
 陸上競技はお客さんが来ない?

 確かに今の日本選手権、各地グランプリレースなどなどトップ選手が多数エントリーし、高いパフォーマンスを発揮するレースにおいてもホームスタンドすらお客さんが埋まっているとは決して言い難い。
 
 富士通の高瀬慧選手が200mで日本歴代2位(当時)を叩きだした2015年東日本実業団選手権ではほとんど関係者のみの競技場内で出されたパフォーマンスだといっても過言ではありません(熊谷遠すぎだって・・・)

 あらゆる事例を挙げれば挙げるほど『陸上競技って客入ってねーな』と思い思われても仕方ありません。

 しかし、この現状は本当に何十年も続き改善の余地なく今に至っているのでしょうか?

 完全に陸上競技の集客力に対し、落胆する前にこちらをご覧いただきたい
 
 1996年TOTOスーパー陸上の一競技シーンである。

 バックストレートまで埋まった観衆、ウェーブまで起こせるほどの盛り上がり。

 まぎれもなく、これは日本の国立競技場で開催されたレースなのです。
 
 
 2001年横浜GP(スーパー陸上)での最終種目メドレーリレー。

 マイケル・ジョンソンの引退レースという効果もあり1階スタンドはほぼ満席。私はバックストレートで観戦してました。

 どちらもここ十数年内での競技会です。

 決して満席とは言えませんが、万単位での集客ができていたのは事実です。

 この競技会2つにおける共通点はいくつか挙げられます。
 ●海外選手招待の国際レースであること
 ●有料試合であること
 ●秋に開催されていること
 ●高確率で日本記録、またはそれに匹敵するパフォーマンスが生み出されていたこと
 ●テレビ中継および放送時間が3時間以上確保されていたこと
 
 観客を魅了し、そして満足してもらうにしては上出来のコンテンツです。
 なによりお金を払って観に行く価値がそこにはありました。

 そして屈強な海外選手相手に日本人選手が健闘する。
 非日常的な刺激がそこにもありました。

 そして上だけの例で見れば、現在のGP川崎に足りないものはみえているはずです。

 まず、半端時期の開催。

 まだ選手のコンディションも動向もみえない5月初旬の開催。仕上げるには早すぎるし、6月には日本選手権があり準備期間として捉えられる時期。

 多くの選手にとって、お客様が求めているパフォーマンスは『仕上げ試合』として消化されます。

 武井さんが好きなアイドルを例にさせていただくとすれば

 10月に最終東京ドーム公演を控えた全国ツアーを続けるアイドルグループが5月の公演で本来のパフォーマンスの7割くらいしかお客さんに魅せなかったら、足を運んだ観客はどう思うでしょうか?
 
 恐らくがっかりするに違いありません、そして最終の東京ドーム公演はチケットも取れずに観に行くことができないとしたらそのファンで居続けることにも疑問を抱くかもしれません。

 以上を陸上競技に話を戻すと、まずパフォーマンスが100%発揮されない時期に開かれる大会なんかにわざわざ足を運びたくない、そして集大成の時期にアクセスの簡単な大きな大会(いわゆる最終公演みたいな)がない。
 
 これが今の陸上競技会の流れです。

 果たしてこれは選手の責任なのでしょうか?

 インカレ、実業団、日本選手権、世界大会、国体etc...
 日本のトラック&フィールドシーズンはとても長いです。
 
 これで初旬で全てを出し尽くせ!という方がどうかしてます。

 アイドルも個人でお客さんを呼び、そして公演を成り立たせているわけではありません。

 どんなに可愛い・キレイな女の子でも誰にもスカウトされず、飾られず、教室の隅で読書していればほとんどの人が見向きもしません(こら!下心男子やめろ!)

 アイドルにもプロデューサーがいて、一人ひとりをプロデュースして飾り付けして世に送り出すじゃありませんか。そこに個性が彩られて人気となりお客さんの心をつかむのです。

 選手のパフォーマンスはできています。間違いなく年々仕上がっています。

 問題はやはり運営なのです。年間の大会スケジュールを組み立てる陸連にかかっているのです。

 選手がアイドルだとすれば、プロデューサーは監督ではありません、コーチでもありません。運営なのです。

 お客さんを呼ぶためと選手のパフォーマンスを最大限発揮させるためのレーススケジュール、スポンサード活動、大会運営、広報活動。

 一度メディアを突き放したツケがただ回ってきているだけな気がします。

 
 長くなりそうなので前編とします。
 後編は日本陸上競技界の集客力低下となった原因をさらに掘り起こし、これからまた“盛り上がる陸上競技”を取り戻すにはどうすればいいか、とんちんかんな持論含めて書きたいと思います。
 
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by soul-tfc | 2015-10-16 00:39 | 陸上競技

デサントPOWER COMPOシリーズは陸上界の裏ワザになり得るか

 だいぶ前に紹介させていただきましたデサント社が開発した『アクセルバンド』

 強力なベルトによって腱のたるみをなくし、瞬発力を向上させるというオーバードギアです。
 
 そんなギアに対し挑戦的なアイテムをリリースし続けるデサントがまた興味深い商品を発表しました。
 
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 KOUNOE IN SOLE

 一見はただの中敷きです。なんの変哲もありません。
 ただその編み方が特殊で、滑らないうえに足裏の動きを阻害しないというネット状の構造が本来の指の力、足裏の感覚を呼び起こし裸足並の接地感覚を与えてくれるというものです。

 私も最初はまさかぁという気持ちで試してみました。普通のスニーカーに入れます。歩きます。わかりません(笑)
 そしてスニーカーから取り外します。歩きます。

 なんでしょう?あれ?滑る?掴みにくい?なんとなくだけど膝が外に逃げているような気が。。。

 普段では全然気にもしていなかったスニーカーで歩くことの不自然さが一気に伝わってきました。

 このインソールは足裏感覚を取り戻すだけではありません。地面を掴むという言葉通り、足裏が影響する各モーションを正しく導くためのインソールという役目を果たしています。

 姿勢や骨格を補正するインソールは各社様々出ていますが、筋肉からアプローチをかけ自発的に身体のバランスを保つためのアプローチを仕掛ける構造。。。POWER COMPOならではの発想です。

 作り的にターサーやTAKUMIなどのレーシングモデルに入れるのは難しいですが、トレーニング向けシューズには難なく入れることができるでしょう。

 足裏感覚を鍛えるためにはナイキフリーという手段もありますが、普段のトレーニングシューズに新しい感覚を与えるためとしてこのインソールは試してみる価値があるかもしれません。

 ご興味ある方はぜひ。サイズだけで選べるので悩む心配も少ないですよ。
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by soul-tfc | 2015-07-29 01:34 | 陸上競技

もっと知られるべき情報だと思います。

 (クリック推奨)会社員ハードラー古川が男110障V/国体

 一昔前に社会人アスリートの現状という主題で陸マガに掲載させていただいた内容に近いですが

 フルタイム勤務のアスリートはもっとピックアップされてもいいと思います。

 もちろん競技力があって成績が残せないとスポットライトを浴びることは難しいですが

 "大学までに結果を残せなかったらただの人"という今の日本陸上界の風潮を

 吹き飛ばすためにはもっと社会に出てからも積極的に走ることに対して貪欲になったほうがいいのではないでしょうか。

 
 いつ頭の中や身体がきっかけをつかむかわかりません。
 
 ふと仕事あとに30分道端でダッシュするだけでも何か変化が訪れることがきっとあるはずです。

 
 あの練習環境がなければ伸びない

 コーチや指導者の下でないと走れない

 走る仲間や切磋琢磨がないと競技できない

 
 贅沢な環境で競技していた人ほど社会の波に飲まれれば一瞬で引退します。

 もちろん学生時代に成績を残していた選手ほどプレッシャーが多く競技に対してストレスを受けがちなのはわかります。


 実業団入りは誰もが夢見る世界です。
 
 自分の競技力で飯を食う

 それが崩れたとき、夢だと思い知ったとき

 そして普通の人になってしまう現実を目の当たりにしたとき

 果たしてこのまま競技を続けても記録は目指せるのか

 誰もが考え悩み、そして決断しなければならない時期にぶち当たります。


 しかし、社会人陸上は学生が思っている人ほど狭き門ではありません。

 実業団陸上は誰でも出られます。

 学生時代である程度記録を持っていれば社会人1年目から全日本実業団出場も可能です。

 その際の所属名は会社に申請すれば簡単に出られます。

 そして毎年オリンピア・日の丸選手と競い、もしかしたらを期限なしでいつまでも追いかけられる楽しさがそこにはあります。

 
 華の舞台しか走れないと考える人は一度クラブ対抗戦などに出場してみてください。

 社会人陸上の見方が変わります。
 
 そこにエントリーしている選手を追ってみてください。

 意外と大きな大会に出ていたりしてます。

 インカレトップレベルの選手や日本選手権上位だけの選手ではなく

 準決勝どまりの選手や全日本実業団入賞レベルの選手を観察してみてください。

 
 「あ、俺(私)も意外にいけるんじゃない?」

 と思える人が少しでも増えてくれることを願うばかりです。

 
 陸上競技に対し、ファンになるのかプレイヤーになるのかは人それぞれですが

 必ずや訪れる

 「もうちょい走ってればよかったな」症候群を防ぐには

 あと少しだけ続けてみようという精神が大切です。

 
 就活とか受験とか壁はたくさんありますが

 「ちょっと家の外で30分動いてみよう」が

 自己ベストのきっかけになるものだと

 私は思います。

 
 
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by soul-tfc | 2012-10-12 01:56 | 陸上競技

カーフサポーターを使い倒すその1

 最近は陸上競技界でも見るようになってきました

 ふくらはぎを包むサポーター。

 カーフサポーターとも呼ばれています。

 
 陸上競技では主に跳躍選手・400mH選手(特に高校生)を中心に人気が広がりつつあります。

 
 実はランニング界ではもっと早く普及しており、2007年前後からSKINS社のパワーソックスの爆発的人気によりランニング中のふくらはぎを守るギアとして今でも多くのランナーが愛用しています。

 恐らくバスケやバレー、ラグビーなどジャンプやとっさのダッシュを必要とする競技ではもっと昔から普及していると思います。

 陸上競技界では大阪世界陸上で足をつった反省から走り高跳びの醍醐選手がデサント社のカーフサポーターを使い始めたのがきっかけですから、ほぼ最近の話ではないでしょうか。

 また、実業団で活躍しているチームimaもマイルリレーでは全ての走者がカーフサポーターを愛用していました。

 (ただ、初期に使っていたのが着圧の緩いSKINSパワーソックスのため、ラスト100mではずり下がってルーズソックスみたいになっていましたが。。。)

 また、ごく最近ではロンドン五輪の男子400mで金丸選手がカーフサポーター+アームウォーマーで競技に臨んでいましたね。(ただし、あれはサポーターというよりも現地の気温対策でつけていたのでしょう)

 そんなカーフサポーターを付ける意味はもうほとんど広まっているので今更感もありますが、陸上競技視点で説明すると、

 筋持久力低下の軽減、故障リスクの軽減、瞬発力補助にあります。

 
 ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれています。そのふくらはぎ中央部の血液を心臓へ送り出すポンプ作用(ミルキングアクション)を外圧からサポートし、筋疲労で活動が鈍くなった状態でもしっかり血液が心臓へ送られやすくするためにカーフサポートはその役目を担っています。

 また、製品によっては疲労回復効果があるものもあり、運動後の硬直した筋肉をほぐし素早くリカバリーするために作られているものもあります。

 上記からカーフサポーターは全ての競技において効力を持ち、陸上競技では短距離はもちろん長距離や跳躍、投擲まで競技中において着用効果は非常に高いといえます。

 ランニング界ではすでにビギナーからタイムを狙うコアランナーまで広く普及し、ふくらはぎへの負担が大きくかかるトレイルランニングにおいては一種のスタイルとして確立さえしています。
 
 そういったランニング界に敏感な学校の顧問が支持しているかはわかりませんが、その影響で中高生陸上競技者にも徐々にカーフサポーターが浸透しつつあるのです。

 では本題です。
 
 1メーカー複数のカーフサポーターをリリースするようになった今、一体どこのカーフサポーターが最も効果的で競技力をフルに発揮、もしくはリカバリーできるのでしょうか?今回はメジャーブランドでかつ競技面重視でのカーフサポーターを一部紹介&おすすめいたします。

 駅伝選手によくみられるのがミズノ社製のバイオギアカーフサポーターです。

 
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 1,680円と大変買い求め安く、カーフサポーターデビューには一番手を出しやすいモデルだと思います。カラーバリエーションも豊富でユニフォームにも合わせやすいです。ただ、商品理論が他のメーカーに比べるとシンプルすぎるので、コストパフォーマンスどまりになってしまっている印象が強いです。
 
 最も多く陸上界でも普及しているであろうカーフサポーターはゴールドウィンのC3-fit。

 
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 値段は3,990円。医療機器クラスに基づく着圧で好き嫌いのないつけ心地が特徴です。立体構造でフィット感に優れていますが、足首の太い人には不向きという点もあります。

 カーフサポーターの先駆者となったSKINSのA400カーフタイツ

 
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 価格は6,300円と少々値を張りますが、アキレス腱を圧迫しない特殊素材を一部に使い、着圧は非常に強力。さらにふくらはぎ部からのステッチが肌を刺激し反射神経を高めます。短距離や跳躍には特におすすめのカーフサポーターです。

 
 実際に私も400m以上の距離を走るときは必ずカーフサポーターを着用しています。疲れ方の違いは歴然です。

 まず、乳酸のたまり方が遅く感じる。血液が長くスムーズに流れるため、乳酸が消化されやすく疲労のピークを遅らせることができます。

 また、腿はパンパンなのにふくらはぎだけ元気になります。これは着圧による筋振動が抑制され、ダメージの蓄積を防ぐことができるからです。

 400mランナーにはこれからもっと多く普及してそして正しいアイテムで自己ベストを狙ってほしいですね。

 ただし、注意点を一つ。

 
 ふくらはぎが異様に意識されるためにフォームがぶれやすくなります。意識して普段通りの走りをしつつカーフサポーターの効力をあやかる場合は普段からカーフサポーターに慣れておく必要があります。

 疲労の仕方が上半身、大腿部、ふくらはぎと差が出るため、ついついふくらはぎに頼った走り方になりがちです。あくまで足全体を動かすために着用するので、しっかり切り返し動作やスイングなどを意識して大腿部をしっかり使った走り方をしましょう。
 
 なんかハイソックスっぽい、、、日焼け跡に差が出てダサい、、、なんて言わずに一度は試してみてください。いつも後半に急激にスピードが落ちる、耐乳酸性が低い、、、そんな方には特におすすめですよ。

 あと足がつりやすい方やアキレス腱を痛めやすい方もふくらはぎ周囲の筋肉が原因です。カーフサポーターはそんな方々にも効果を発揮します。
 
 
 
 私事ですが、アキレス腱断裂から3週間が経ちました。ギブスが取れて今は装具でのアキレス腱を伸ばすリハビリに入っています。全くふくらはぎに力が入らないのでむくみがひどく(夕方では左右で3cm以上の太さに違いが出ます)、カーフサポーターは手放せません。この機に様々なカーフサポーターを使って色々レポートしたいと思います。会社ブログではなくこのブログで・・・・
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by soul-tfc | 2012-09-21 03:34 | 陸上競技

マラソンシューズを短距離で使うリスク

 ロンドン五輪の男子マラソン・女子マラソンを観てて思ったことは

 「あんなに薄いシューズを履いてるの日本人しかいねーじゃん・・・」

 ということでした。

 
 日本は駅伝・ロードレース(10km-ハーフマラソン)への熱意からかその距離に応じたシューズの氾濫が昔よりもひどくなっているような気がします。
 
 もちろん、シドニー五輪・アテネ五輪ではアシックスのソーティジャパン系のシューズを履いた高橋選手・野口選手が優勝し、素晴らしい記録を打ち立てましたが、黒人選手のマラソン本格参入により記録自体のハイスピード化と駆け引きというよりポテンシャル勝負が当たり前になってしまった今のマラソン界では急激なペース変化やハイペースでの前半戦に対応するためにダメージを受けにくいややレスポンスよりも衝撃緩和も考えたシューズの方が今の時代には合っているのではないだろうかと思います。

 日本は世界でも首をかしげるほどの駅伝思考です。その根源は箱根・ニューイヤーの存在ほかなりません。各メーカーも「〜EKIDEN」なんて名前でマラソンシューズと差別化して駅伝対応シューズをリリースしてますが、マラソンシューズも駅伝シューズもお互いにノウハウを活かし合っているだけなので結果、シューズは軽くて薄くなるばかりです。

 そのフラットさ・軽さ加減からもマラソンシューズはスプリンターのトレーニングシューズにも大人気です。最近ではよくアディダスの「adizero TAKUMI」を履いているスプリンターをよく見るようになりました。

 
 マラソンシューズの軽さ・踵の浅さはスプリントトレーニングにも有効なのは確かです。接地感をつかみやすい、グリップもよく効く、なにより軽いから走りやすい・・・

 しかし、スプリントトレーニング特有の踏ん張りや力加減に対してマラソンシューズは丈夫に作られておりません。グリップ部はすぐにすり減り、アッパーメッシュは傷んで破れやすくなってしまいます。

 また、タータンでのドリル練習、芝生でのジョグくらいならいいですが、冬期中でのアスファルト上での鍛錬系トレーニングや対乳酸での走り込みでは故障のリスクも上がり、また動きづくりにおいても問題が発生します。
 
 いざ、ゆっくりダウンジョグでもしようかというときは踵へ衝撃が伝わりやすいですし、股関節系ドリルや回旋系の動きを行うときはアッパーが負けて正確な動作がしにくくなります。これは私自身も体験したことによります。(adizero TAKUMI RENを使用)

 スプリンターが故障なく長く愛用できるシューズを使うなら軽量性とフラットソールを求めすぎるよりもその一歩手前でシチュエーション重視でシューズを選ぶのがおすすめとなります。
 
 そこでたぶん真っ先に思い浮かぶのがアシックスのウインドスプリント、ミズノのウェーブスプリント・ビルトトレーナーあたりかと思います。

 これはまったくの個人感想なのでそうでない方も多いのを承知で書きますが、

 ウインドスプリントはソールの屈曲が素足と異なるため、本当にフラットに地面に接しないと違和感もしくは足底部に痛みが出る場合があります。また、ジョグとは確実に兼用できません。室内トレーニングにはおすすめです。

 ウェーブスプリントもほぼ同様ですが、ウインドスプリントよりかはソールの屈曲がしっくりきます。薄いソールじゃなきゃ気がすまない人向きです。STEPさん限定のシューレースタイプを購入しましょう笑

 ビルトトレーナーは本当に惜しいのですが、ソールの耐久性がないです。コンクリートで1ヶ月も走ればツルッツルになります。タータンだけでしか走らない方限定です。

  
 以上の個人的見解+さらに個人意見に走ってしまいますが、、、おすすめシューズもあげておきます(一応私もプロのランニング用品販売員ですから・・・)

 
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 アディダスのアディゼロJAPAN。軽さ、ソールのバランスはマラソン選手にも好評で、短距離でもウォーミングアップから動きづくりまで速い動作でもぶれることなく機能します。面で接地しやすいというのもポイントです。

 
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 ミズノのウェーブスペーサー。グリップ力に優れ、中足部でのフラット接地にも対応できます。距離走でのレスポンスの良さから400mの選手にもおすすめです。

 
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 アシックスのブレードトレーナー。耐久性・瞬発系のトレーニングに最適のシューズ。ウォーミングアップくらいの距離でのジョギングなら全然問題なく走れます。メーカーサイトにも書いてあるとおり冬期練習に一番おすすめです。

 ほんっとうに個人的見解なので「一体素材や機能的から根拠があるのですか?」とか「何を基準にしましたか?」はなしでお願いします・・・笑

 私も一時期はアシックスのGEL NEWYORKで練習してましたし、ウインドスプリントは3足使いました。もちろんビルトトレーナーも履きつぶしました。ビブラムファイブフィンガーズも使ってますし、ニュートンランニングシューズでレースに出たこともあります。ヒールストライク・フォアフット両面から短距離にフォーカスしてシューズは色々と試してきたのである程度のラインまではご参考いただけると思います。

 え?N社がない?エアズームカタナがおすすめですよ(今じゃ作られてないんですよね・・・)

 ちなみに某ボルト社のFA〇Sは名前負けして決して使わないようにしてくださいね。あれは完全にスニーカーの域ですから・・・
 
 スパイクスパイクとうんちくを書いてきたのでたまには普通のトレーニングシューズにもスポットを当ててみました。
 
 ほかにも短距離向けシューズはいくつかありますが今回はこの辺で。
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by soul-tfc | 2012-09-07 01:45 | 陸上競技

たぶん人類初かもしれません

 100mから100kmまで走れる方は全国にいらっしゃるかと思いますが

 私は無謀にも100kmのトレイルレースを走った2週間後に100mのレースに出場。。。

 問題は。。。筋肉痛が癒えるかどうかにあります。。。

 そしてタイムは。。。。果たしてどうなることやら。。。

 
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by soul-tfc | 2012-07-17 02:22 | 陸上競技

短距離はランパン?タイツ?

 日本陸上短距離界では永遠のテーマではないでしょうか?

 リロイ・バレル

 カール・ルイス

 フランク・フレデリクス

 オバデレ・トンプソン

 数々のランパン派名スプリンターは引退し

 今では世界陸上・五輪の決勝にはミドル丈以上のタイツ派スプリンターしか名を連ねていません。

 
 ウサイン・ボルトにアサファ・パウエルやタイソン・ゲイがランパン履いてる姿なんて想像できませんよね?

 
 一方で日本は江里口選手を筆頭に日本選手権の決勝ではランパンスプリンターが席巻しています。

 100M日本記録保持者の伊東選手や200M日本記録保持者の末續選手は樹立時はランパンでした。

 日本では根強く速く走るにはランパンが有効という伝統があるのでしょうか?

 
 そもそもランパン・タイツそれぞれのメリットとはなんでしょうか?

 ランパンはとにかく軽さと通気性を求めたウェアです。元々はマラソン選手のために洗練されてきました。今では素材やインナーにまでこだわりをもって開発が進んでいます。速く走るというよりは快適性を求めて進化が進んでいるギアなのです。

 一方でタイツは一般的にいえば走行時の無駄をなくすためだといえるでしょう。シルエットのひらひら感がなく、吸汗はダイレクトに肌に一番近い状態で走れる。トレーニングに有効のため、マラソン選手でも練習時はタイツという人も多いのはそのためだと思われます。

 最近になって、タイツの着圧が着目されはじめコンプレッションギアと呼ばれる機能性タイツが多く広まるようになりました。筋肉をサポートし、走行中のダメージや乳酸の上昇を抑えてくれるなどなど。。。

 陸上短距離ではこういった機能性タイツを試合で使う選手はまだ見られませんが、最近では日本代表ユニフォームに採用されている『コアバランスタイツ』は最も日本陸上界で普及している機能性タイツといえるでしょう。

 一方で海外ではアディダスの『テックフィット』が広く使われています。昨年のゴールデングランプリにて200Mを19秒26で走りぬけたジャマイカのヨハン・ブレイク選手はアディダスのテックフィットで後半に素晴らしい加速力を発揮しました。

 ナショナルユニフォームにはない機能性がこういった個人戦で記録となって現れるのも珍しくありません。

 
 海外で成績を収めた日本人選手もそのときはタイツだったということも多いです。

 伊東選手が1999年に海外レースで10秒05をマークしたときはタイツでした。朝原選手が10秒02の自己ベストをマークしたときもタイツです。朝原選手は本格的に短距離に専念してからはずっとタイツでしたが。

 また伊東選手は東海大記録会で手動で9秒9をマークしたときも実はタイツです。

 こう考えると短距離ではタイツの方がメリットが高い気がします。それでもなんか脚が引っ張られるとかなんとなく動きづらいとかランパンの快適性から離れられない方も多いのではないでしょうか?

 実際、私もランパンとタイツを交互に使いながら本当はどっちのほうがいいか試行錯誤を繰り返していました。今では職業上、タイツのメリットを多く理解しなるべくタイツで走るようにしています。

 タイツの着圧機能といってもただキツければいいものではありませんが、アシックスのコアバランスタイツやSKINSのA200(運動用のA400では短距離には着圧がきつすぎます)が非常に有効なのではないかと考えます。

 ミズノのバイオギアはカッティングにこだわっているので動きやすいタイツという意味ではタイツで短距離を走ってみたいという方におすすめなのではないでしょうか?

 海外で人気のアディダス『テックフィット』はパワーウェーブシリーズが最もスポーツ向けとされていますが、とてもじゃないですがきつすぎて動きにくいです。

 ナイキのスイフトタイツは形こそあまりかっこよくありませんが、スパンデックスの配合率が高く、弾力性に優れているので気になる方ははいてみてください。私は練習でたまに使っています。

 上記はいずれも7000円以上はするものでランパンから比べればコストは高くなってしまいますが、一瞬の勝負にかけるなら今ではタイツが効果的だと理論面からは断言できます。

 短距離ではハーフタイツなら少し緩めくらい、着圧機能を最大限に体感したい方はミドル丈程のタイツがおすすめです。ハーフタイツで着圧が強いのは腿を上げた際に臀部から引っ張られる感覚が強く残っていまい、ミドル丈で緩いのはタイツのずり上がりが発生してしまい、サポートもへちまもなくなってしまうからです。

 七部丈やロングタイツはいわずもがな、練習で使いましょう。怪我の予防にはタイツが最適です。

 ミズノや一部アシックスではショートタイツという股下10cm程のタイツも出てますが、はっきりいってシルエットのみのええカッコタイツなのであまりおすすめしません。流し一本ごとでタイツの位置を直す手間が増えます。福島選手や土井選手が着用しているのはさらに短いベリーショートですが、こちらはほんの一部の商品に使われています。もちろん男性にはありません。

 最後にタイツの種類が山ほどあるのでお店で店員さんから話をきいていろいろタイツに関しての知識を持っておくといいでしょう。着圧ウェアについて語れるか語れないかでギアに対する認識が高いか満たないかがわかるくらい今のスポーツウェア界ではコンプレッションギアに対して敏感です。

 ランパンでレースに出ている方は勇気をふりしぼってタイツでベストパフォーマンスを狙ってみてください。

 

 
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by soul-tfc | 2012-06-28 00:42 | 陸上競技

なぜ陸上スパイクは退化する一方なのか?

 今日は久々に完全レストしました。

 SOUL陸上競技部は部員の職業柄、陸上スパイクのうんちくだけは異常にうるさく、各自スパイクを持ち込んではあーだこーだ議論を交わします。

 私も陸上スパイクオタなのでほとんどのメーカーのスパイクには足を入れましたし、プーマのコンプリートテセウスも興味本意で海外から取り寄せて2足購入しています。

 
 そんな陸上スパイクオタ共で毎回議論されるのが

 『なぜ、現在のスパイク市場はどれもダメになってしまったのか?』です。

 私もスポーツショップ勤務という職業上、あらゆるメーカーさんと話す機会がありますが正直いって現在の陸上スパイク市場でこれやべー!!まじ使ってみたいっす!なんてモデルは一つもありません。

 もちろん持ちタイムからしてそんな偉そうなことは言えない身分であるのは重々承知はしていますが、100mはスパイクという相棒あってこそモチベーション、それこそタイムにも影響することはプレイヤーの方々なら共感してくれるはず。

 そんなシビアなスポーツを楽しむ以上、1%でも満足できる道具を使いたいと思うのは競技レベルに関係はないでしょう。

 非常に残念でありますが、今のメーカーさんはそんな一般スプリンターのニーズに応えてくれるモノづくりをしているとは到底思えません

 トップスプリンターのフィーリングのみでよしこれだ!とニューモデルをリリースし、そして肝心のトップ選手は特注のスパイクを愛用する・・・

 いつから陸上スパイク界も格差社会が生まれてしまったのでしょうか?

 そこで私は自宅にある陸マガをひっくり返し、所持している1997年から現在に至るまでの陸上スパイク(短距離に限ります。ご了承ください。)の遍歴を辿ってみることにしました。

 陸上スパイクの爆発的な進化は1991年の東京世界選手権からですが、1997年はアシックスから歴史に残る名スパイク『サイバーゼロ』が登場した記念すべき年となっています。(1996年のアトランタオリンピックでティム・モンゴメリーがすでに着用していましたが・・)
 
 
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 1997年サイバーゼロ 史上初のベルトフィッテングを採用した脅威のスパイク。反発性の高さ、着用感の良さなど他のスパイクを凌駕する性能を持つ。1998年香川インターハイでの100m出場者の着用率の高さがその人気を物語っている。なぜか履いている選手=速いの方程式を生み出した元祖。

 
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 1998年サイバーゼロ この世代の方々は必ず一度は目にしているはず。100m現日本記録保持者の伊東浩司選手が着用して記録を更新したので有名。アシックス好きなら所持を夢見るスパイクでした。ちなみに伊東選手モデルはプレートもオフホワイトになっています。

 
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 ちなみに私も所持していた1999年アディスターSP 1998年モデルはドノバン・ベイリー選手着用モデルだったため、私の兄は真っ先にくいついていました。日本人の足にフィットしやすくフラットプレートで走りやすかったです。

 
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 1999年サイバーゼロ カラーリングが斬新でした。サイバーゼロ人気の高さを物語っています。伊東選手も何度か履いていましたがやはり黄色バージョンが良かったのでしょうか?大きな舞台ではあまり着用を見ませんでした。

 
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 同年にリリースされたシューレースタイプのハイスペックモデル。あれ?最近では『SP-JAPAN』なんてモデルで25000円で販売されているような・・?初めてSP-JAPANを展示会で拝見したときは堂々と『高いメガスプリントですね~』と皮肉ったのがいい思い出です。

 
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 ちなみに私はこれを履いていました。今のナイキよりもアッパーがワイドでプレートもしっかりしていて走りやすいスパイクでした。

 
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 現在にも通ずる2000年サイバーゼロ。エナメル系素材のアッパーに新型プレート、そして高くなった上代が話題を呼びました。そして1999年のセビリア世界陸上で伊東選手が一次予選だけ履いて即却下されたのである意味有名なスパイクです。翌年2001年にはシルバーの色でアッパー素材が合成皮に変わりリリースされました。

 
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 2000年シドニーオリンピックを記念にリリースされた初のスケルトン仕様モデル。400mで履いている選手が目立ちました。ダイニーマという言葉が大きく露出されたスパイクです。

 
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 ちなみに私が2002年に履いていたのはこのモデル。朝原選手が10秒02の自己ベストを出したときに履いていたモデルです。為末選手も愛用していました。ティム・モンゴメリー、マリオン・ジョーンズも履いていた影の名作です。ただすごくアッパーのフィット感が弱く何度も脱げそうな錯覚に陥ったことか・・・

 
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 2002年リリースのサイバーゼロ。新しいアッパーデザインに2000年モデルよりもプレートが固くなっています。現在特注でオーダーできるサイバーゼロの原型ともいえるべきプロダクトです。

 ちなみにそのお隣にいるのがSTEPさん限定のサイバーゼロ。1998年~2003年あたりまで限定のサイバーゼロ、サイバーフィットスパイクを数多くリリースしていたstepさん。また出してくれませんかねぇ・・?もちろんこの上代で(笑

 
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 2003年リリースのサイバーゼロSOUL内では非常に人気の高いモデルです。2002年茨城インターハイで相川選手が着用していたのが有名でしょうか?カラーリング、性能、どれも一級の名スパイクです。

 
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 同年はパリ世界陸上で末績選手が200mで銅メダルを獲得した歴史に残る年です。そこからミズノの大逆襲が始まりました。爆発的人気になったきっかけのstepさん限定のインクススプリントもこの年からバリエーション豊かになりました。

 
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 2004年。ついにアシックスのスパイク市場はその変化を迎えようとしていました。伊東選手引退後も追い続けた走法に基づくスパイクを研究した結果リリースされたサイバーステルス。『プレートが固すぎる』『アッパーがきつい』『内側へ巻き込む』など周りの着用者からは酷評でした。二軸走法、弾む動きなど末績選手の躍進で一つ変化を迎えた日本のスプリント界とは逆行するスパイクの登場に惑わされた方も多いのでは?

 
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 女性スプリンター、軽量の男性選手に人気のあるサイバーレイもこの年にリリースされました。毎年アッパーが改良され、地味に人気のあるモデルです。

 
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 末績人気に後押しされ、ミズノ製スパイク全盛期の2004年~2007年。フルプレートチェンジしたクロノインクスも大変な人気でした。エアロカバー採用の2006年モデルは今でも買っておけばよかったと後悔しています。

 
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 2007年以降のスパイクに関しては現在もインターネットの検索エンジンからある程度探せるようになっています。2008年にリリースされたジオマッハは末績選手の走行データから発表された斬新作。しかしその実態はトップ選手に使われているカーボン未使用のためにプレートの完成度が中途半端な見かけ倒しのモデルとなっています。この頃からミズノも迷走に入ることとなります。

 
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 ちなみに私が2007年に作成した特注スパイク。クロノインクスのアッパーにジオスパークのプレートをカットしてシャークスキンでフラットプレートに仕上げてます。もちろんカーボン入り。ミズノの石塚選手、安孫子選手と同モデルです。着用感、走りやすさは言うまでもありません。ただしとんでもなく高かったです。

 
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 しかし、2008年のクロノインクスリリースをもってミズノのスパイク市場も終了となりました。フルプレートチェンジ、6mmの固定ピン、一般ユーザーの意見を無視した性能に競技者の多くは落胆したことでしょう。それでも他にリリースされたスパイクと比べると『履かざるおえない』といった流れで着用者はぼちぼち。この年前後からスペクトラ、stepさんオリジナルの人気はさらに高まっていきました。私も使ってみましたが確かに反発はありますが何か物足りない感じ。ちなみに同モデルを使用しているだろうと思われる塚原選手はピンを7mmに改良、さらにカーボン使用という全くの別物となっています。 
 この頃から広まり始めた許せない事実があります。トップ選手と一般選手のスパイク格差です。量販モデルとトップ選手もモデルを比べると、アッパーこそ同じですがプレートは全くの別物という流れが建著に表れはじめました。代表的な例がクロノインクスです。トップ選手はこぞって2007年以前のプレートを使っています。これはなぜでしょうか?明らかにその方が走りやすいからです。なぜ一般のプレートも元に戻さないのでしょうか?展示会場でも直接メーカーには問いかけていますが明確な答えはもらっていません。ロンドン五輪でのフルプレートチェンジを期待するしかありません。

 
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 2008年リリース サイバーオーラ 弓矢の原理でプレート・アッパーの間にしなりを加え反発力を高めるという画期的性能をうたい文句に堂々と販売されたモデル。残念ながらトップ選手で着用している選手はほんの一部でした。アッパーのフィット感不足、踵のホールド感が合わずアキレス腱を痛めたのはいい思い出です。プレートも内側への巻き込み、中足部のピン配列の不満などからフラッグシップモデル(笑)という称号を得てしまいました。ちなみに翌年には6000円高くなったメガスプリントのリリースされました。

 
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 現在のトップ選手人気ナンバーワンのSPブレード2011年モデル。安定したプレートに確かなフィット感がどの選手層・競技レベルにもマッチしていてまず失敗のないスパイクとなっています。原型は2006年頃からリリースされたサイバーブレード。ただシューレース型にしてトップ選手が記録だしただけで人気が出るのは今も昔も変わりませんね。

 
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 ミズノスパイク最後の良心でもあったジオサイレンサーも2011年をもってプレートチェンジとなりました。stepさんではしっかりと旧プレートで限定モデルをリリースしています。この温度差はなんでしょうね?柔らかくなったプレートとなぜか変更されたベルトフィッテングが奇妙なモデルとなっています。実は同プレートを採用しているジオスナイパーの方がミッドが入っていてアッパーもシューレースなので完成度が高くなっています。皆さん騙されないで!!笑

 
 私好みで軌跡を追ってみましたが、やはり後半になるにつれて長所を書くのがつらくなってきます。学生でまだお金もなかった2004年前後にタイムスリップしてスパイクを買いあさってみたいと今でも切に思います。

 
 そんな自分の今年は少しでもいいスパイクをとサイバーゴールド2。妥協して妥協してこのモデルですから来年こそは市販でも夢ときめくスパイクに出会いたいものですね。

 
 
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by soul-tfc | 2011-04-19 21:22 | 陸上競技



兵庫県で走っている一般趣味人競技者の日誌です。社会人陸上と陸上競技用品ネタの話題が多いです。
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自己紹介
1985年9月生まれ。A型
163cm・59kg
学生時代は関東選手権優勝、日本選手権リレー出場程度。
現在はスポーツ用品販売業の傍ら、趣味の範囲で競技生活を続行中。

専門種目
100m~110km

2005年
SOULとして活動を始める。
2007年
SOUL陸上競技部を設立。
2010年
東日本実業団陸上男子
400mR6位
2011年
東日本実業団陸上男子
400mR7位
2011年末
体調不良を理由に
SOUL陸上競技部
の活動を無期限休止。
2012年初春競技再開。
2012年7月おんたけ100kmウルトラトレイル完走
2012年8月ほぼベストまで走りが戻る。
2012年8月26日仕事中に右アキレス腱断裂
2013年8月24日100mに復帰11秒86(-1.1)
2013年9月15日信越五岳トレイルランニングレース110km完走
2014年大阪マラソン出場予定
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