“SOUL”的陸上競技活動録

カテゴリ:陸上スパイク( 10 )

つま先を締めない考え方

 世界陸上盛り上がってますね。
 まずこれだけは言わせてください。
 
 『男子マラソンであんなに薄いシューズを履いているのは日本人だけ』

 何を根拠に薄くて軽いシューズが勝負できるのかと思っているのでしょうか?
 
 自らのポテンシャルを優先し、シューズはあくまでアスファルトから足を保護するだけと考えてのシューズ選びでしょうか?

 日本人が“足”でシューズを選んでいるとすれば、海外では“脚”でシューズをチョイスしています。

 急なペース変動、揺さぶり、消耗戦

 全ては脚にかかっています。足ではありません。
 恐らくですが、日本人は常にエキスパートシューズでガンガン走るトレーニングしかしていないため、セミライトシューズの使い方が理解できていません。
 世界との差はここにあります。 
 気温の低い時期に揺さぶりのない、思い通りのペースメイクができるような国内の試合で記録を出しても全く世界と戦うに意味がないことが今年証明された気がします。

 私はただの一市民アスリートに過ぎませんが、5kmも10kmもハーフもフルもウルトラトレイルも経験済みです。多少はロードのノウハウも持ち合わせています。

 特にシューズ次第でフルマラソンのタイムが30分も1時間も変わるとも思っています。

 日本人はシューズから勝負する視野を変えるべきだと強く思いました。


 さて本日のお題に入ります。。。

 みなさん、トラック種目でやはり注目しているのは選手のスパイクですよね?
 私的には今回の世界陸上から多くの種目でNIKEの比率が戻ってきた印象を受けました。
 ついロンドンくらいまでは三本ラインがトラック種目を席巻していたように感じましたが、今年はホワイトを基調としたいつものスウィッシュロゴが多く目に止まりました。

 そこでほとんどの短距離選手が履いていたのが
 
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 このアッパーのスパイクだと思います。

 このねじれたようなシューレースパターン、なかなか珍しいですよね。
 ZOOM JA FLY2といって海外ではすでに販売が始まっています。

 このシューレースパターンは人間の足の構造に沿っているので、シューレースを締めあげるときによりストレスのないフィット感を生みだしています。
 実はランニングシューズではこのパターンを採用しているメーカーがちょくちょくあります。
 
 このパターンは甲が低くても高くても足にストレスなくフィットさせやすいというのが特徴といえるでしょう。

 しかし、『いや、スパイクはガッチリ紐を締めて一体感を出すのが当たり前だろ』と思う方が多いと思います。

 
 靴のフィット感に関して、実はシューズ業界では様々な解釈が生まれております。

 パワーを出すためならきつくてもガッチリフィットさせた方がいい
 
 という考え方と

 ストレスなく足の本来の動きがそのまま出るようなフィット感がいい

 という考え方です。

 
 このスパイクをよく見てみると、指の第一関節から先にかけてはシューレースが被らないように作らています。
 つまりどんなに紐を締めても指に対しては締めあげられない構造です。

 実はここに昨今のランニングシューズにおける考え方の違いが感じられます。

 この構造はフィットストレスを最小限に防ぐためにあえて指関節部位をフリーにするような設計がなされているのです。

 とあるメーカーでは“トゥーボックス”と呼ばれている部位です。

 
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 信じられないと思いますが、今ではこんな形状のシューズが販売されているのです。

 フォアフットでの着地時に起こりえる足裏の衝撃緩和・自然な接地を限りなくシューズが干渉することなく自然に処理するためにこの形状は生まれました。

 ただ、負担なく自然に接地するための構造ですので最大の推進力を得るために接地するのとは少し訳が違います。

 着地部位はハンマーで地面を叩くのと平手で地面を叩くのと同じで面積が小さい方がより強い力が地面へ伝わり反発力に変わります。

 あえて接地面をフリーにすることで力のロスを生んでるのでは?とも考えられます。

 しかし、チーターの足裏はヒヅメのように硬くはありませんよね?
 それどころか関節がそれぞれ柔軟になっていて、かつ鋭く地面を捉えられるような形をしていますよね?
 
 この、トゥーボックスをあえて締めあげない構造

 実は人の足に対してすごく理にかなっているような気がするんです。

 ナイキよくここまで思い切ったなーとさえ思います。

 
 自分でもオチの整理がつかなくなってきたので、最後にまとめますと

 このシューレースパターンはもしからしたら今後のスタンダードになるかもしれないということです。

 でもプレートはJAFLYのままなので、違うプレートに期待する方もいらっしゃるかと。

 果たして久々の新型プレートは登場するのでしょうか?

 私もそこはわかりません・・・・

 
 
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by soul-tfc | 2015-08-29 03:02 | 陸上スパイク

今流行中のナイキのスパイクってどうなのよ?

 お久しぶりです。かなりサボりました。

 最後に更新した昨年の11月から、コメントもお返しせずに放置し続けていたことを深くお詫び申し上げます。

 個々にコメント欄に返信しても『今更書くんじゃねぇ』と思われますので、ここで返信させていただいてなかった分のご質問に関する個人的見解を申し上げさせていただきます。

 ○ソールの先端がラウンド形状になっているスパイクの存在について

 スパイクの接地理念というのは(面で接地する)か(点で接地する)かで大きく分かれているものが多いです。ローリングするようなランニングシューズと地面に引っかけて反発を推進力に変換するスパイクとでは言わずもがな構造上つま先をラウンドさせると力が逃げてしまうのでスパイクは接地面がまっすぐなモデルが全てです。プレートの柔らかいものを探されている方は思い切ってアンツーカ兼用モデルにもご興味をもっていただくのがおすすめです。

 ○アシックスとアディダスのサイズ選びについて

 アシックスは捨て寸が少ないため足の実寸法+1cmほどがジャストサイズとなりますが、アディダスは0.5cmほどさらに短くなります。アシックスで26.5cmならアディダスでは26.0cmで履くのがいいと思います。

 ○クロノブレイクはしばらく継続です。

 ○ミズノのイージーオーダーもしばらく継続。インクスプレートは現行モデルのひとつ前となります。

 ○タイツは来年からアシックスはコアバランスショートタイツのリリースがなくなります。限定モデルが登場するかもしれませんが、今のところなしです。今年モデル買いですよー。

 
 来年はアシックス・ミズノともに短距離スパイクは全て継続。カラーチェンジのみとなります。
 
 すでに大きな大会では来年のモデルが展示されている場合も多く、ミズノの2015年モデルはすでにチェックされた方もいらっしゃると思います。

 まだアシックスは来年のカラーを履いている選手はまだいなさそうなので何色かは伏せておきます。

 
 最近は山縣選手がナイキのスパイクに変更されたのが一部では話題に上がってますね。

 
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 市場で手に入るナイキのスパイクは現在、『Zoom JA fly』、『Zoom Superfly R4』、『ZOOM CELAR5』、『ZOOM MAX CAT』の4型だと思われます。

 一番主流なのはJA FLY。グローバルスタンダードのピン配列の長年現役で活躍しているプレートです。最近手にとってびっくりしたのがヒール部分がしっかりしていてフィット感の改善がかなりされていることでした。レーシングシューズもこれくらいヒール部分強くしてくださいよNIKEさん。

 ズームセラーもプレートチェンジせずにずっと頑張っているプレートです。JAが固すぎて合わないという方はこちらがおすすめかと思います。

 じゃあ山縣選手が履いているのはJA FLY?といえばそうではありません。

 プレートは2000年頃までリリースされていたズーム スーパーフライ3のプレートです。
 
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 自分が中学3年の時に履いていたモデルになりますので、まず現行では手に入りません。
 
 山縣選手は硬いプレートは合わなそうだと思っていたので、JA FLYはなさそうだなと思っていましたがこのプレートにご興味を持つとはかなり通です。
 
 もちろん復活させてくれますよね?NIKEさん?

 
 最近もっぱらアディダスのスパイクしか履いてませんが、ナイキのスパイクもそろそろ足入れしてみた方がいいかもしれません。



 余談ですが今年から兵庫県は神戸市に引っ越しました。

 いわゆる転勤です。

 
 近隣の方がいらっしゃいましたらよろしくお願いします。
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by soul-tfc | 2014-09-23 05:38 | 陸上スパイク

2014年短距離フラッグシップモデルの頂点は?

 各社から来季の短距離スパイクが続々と発表されています。

 2014年は五輪も世界陸上もないので露出カラーというものが定まっていませんが、逆に落ち着いたカラーが欲しい人にはちょうどいい年かもしれませんね。

 前の記事にも書きましたが、各社軽量と高反発を特徴としたニューモデルを発売いたします。今回はアシックス・ミズノ・アディダスについてです。

 
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 アシックス ソニックスプリントエリート

 サイバーエッジに使われているカーボン入りのプレートをそのままにホールド性と軽量感を高めた新型アッパーを使用。ヒールカウンターの硬さがなく、ストレスのないフィット感が特徴です。重心移動に自信があるピッチ型スプリンターにはとてもおすすめなモデル。付属は8mmピン。たぶん7mmピンにしたほうが相性は良さそうです。

 
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 ミズノ クロノブレイク
 
 2013年は999足限定のプレミアモデルがカラーを変えて再登場。トップ選手の受けもよく、カーボンはかませてもプレートを改造せずにそのまま使っている選手がほとんどだとか。私の先輩も400mHのナショナルチーム代表ですがこのスパイクがかなり調子いいみたいです。2014年は左右が白黒の非対称カラーという落ち着いた仕上がり。正面に加工してモノクマモデルにしてみたいですね。パワー型から接地感覚に敏感なスプリンター必見なスパイクです。

 
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 ミズノ ジオスプリント

 STEPさんで大好評だったスパイクのネームがついにインライン化。この前の記事に書いたミズノの新作がこれです。旧ジオサイレンサーを彷彿とさせるプレート構造に軽量メッシュで作られたアッパー。反発性の高いプレートはジオスパークが蘇ったかのよう。私も一押しのスパイクです。400mHから走力に自信のある800m選手まで幅広く愛用できると思います。なんと幅広の方向けのワイドタイプも同時発売という異色作。

 
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 アディダス アディゼロ プライム SP

 カラーチェンジのみで継続。ただ性能はお墨付き。縦長で国産スパイクが合わないスプリンターにおすすめのスパイク。2014年は青です。※2013年12月31日。実物の画像ゲットできました。

 そのほか、アシックスはSPジャパン・SPブレードともにカラー変更のみで継続。ミズノもクロノシリーズはカラー変更のみで継続です。ベルトフィッティングというクセがなくなったソニックスプリントエリートにかなり注目度が高くなりそうですが、クロノブレイクは今年以上の人気が出ると思います。

 中高生にはジオスプリントが間違いないでしょう。STEPさん限定モデルが今から待ち遠しいですね(笑)

 赤や黄色のユニフォームの選手には厳しい年になりそうですが、なかなかいい感じのラインナップになりそうです。
 
 消費税増税も考えると2月発売のソニックスプリントエリートまでに次のスパイクは決めておきたいものですね。20000円強のスパイクに増税したらなかなか出費が大変だと思います。。。。
 
 
 次回はまたタイツについて書きたいと思います。

 
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by soul-tfc | 2013-11-13 21:53 | 陸上スパイク

早すぎる2014年短距離スパイク展望

 たまにはスパイクのこと書きます。

 陸上スパイク関連の生地に関してはご閲覧いただいている方も多く、通販系以外ではそんなに情報が流通していないことが私のブログのアクセス数を見てもよくわかります。

 昔、男子400m日本記録保持者の高野進は言っていました。

 『スパイクはスタートラインに立った時の唯一の相棒』だと。

 91年東京世界陸上前、リロイ・バレルに敗れたカール・ルイスはこう言いました。

 『世界記録を出すために1gでも軽いスパイクが欲しい』と。

 
 何を履いても速い人は速い。こう言う人もいます。

 
 でも、せっかく陸上を始めたんです。チームスポーツではなんとなく空気を読んで周りと同じグレードの用品を使って本当はあんなモデルやこんなシューズが使いたいと思う人も多いでしょう。

 陸上競技は多くが個人種目です。自分を盛り上げ、記録を目指すのは自分を高ぶらせる練習、努力、そして道具です。

 その中でもスプリンターにとって一番の武器はスパイクなのです。

 だからスパイクにはもっとこだわってもいいと思います。

 選んだスパイク一足で接地・スイング・蹴り出しが変わったりするものです。

 
 2013年はアシックスが一般モデルにカーボンを使用した高速モデル『サイバーエッジ』、ミズノは原点に戻ったプレート傾斜の高い高反発モデル『クロノブレイク』を発売しました。

 どちらもメーカーらしさ(いわゆる誰もが同じモデルを履いていた時代)に戻ろうとする姿勢が少し形になった年ではないのかなと思います。

 そんな中で世界は一つ変化を訪れ、日本のメーカーに衝撃が走りました。

 それはアディダス社製のスパイクです。

 高反発、超軽量の『アディゼロプライムSP』をはじめ、軽量にして剛性の高いプレート仕様のSP・アクセレータ・フィネスの3モデル。

 ロンドン五輪をはじめ、海外ではアディダス社製のスパイクを使用するスプリンターが急増しました。

 日本では販売店が限られているため、入手に困難した人も多いと思います。
 
 トップモデルの流通のみでまだ日本での市販拡大が難しかったのはここ2年のお話。

 2014年はエントリーモデルからフィールドモデルまでプロダクト数を海外流通と同じになり、本格的に日本のスパイク市場に参入します。

 アディダス社製のスパイクの良さは軽さもさることながらストレスのないフィット感。そしてプレートの強さにあります。
 
 残念ながらラストが海外仕様なので縦に長く、サイズ選びに困るのが難点ですがこれらが改善されればより多くの選手がアディダス社のスパイクを使うことになるでしょう。

 今まで日本がこだわり続けていた『簡単な着脱』を目的にしたベルトフィッティング、高速移動に合わせたフラットなプレート傾斜、『挟み込む』ことで安定させるヒールカウンターなど、当たり前とされてきた設計を大きく削ぎ落とし、

 『シューレースのみ』でもぶれない頑丈なアッパー設計、高反発かつ負担のすくないプレート強度、『包みこむ』ことでアキレス腱にも優しいヒールサポート。これが海外のスタンダードになりつつあります。

 
 その刺激を受け、2014年は軽量、硬質プレートといったまさにアディゼロプライムSPのようなスパイクがアシックス・ミズノからそれぞれリリースされます。

 先に発表されたのはアシックスの『ソニック・スプリント・エリート』

 
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 一番左上です。

 圧着メッシュを用い、ベルトフィッティングを除いて軽量化を図ったモデルです。サイバーエッジとほぼ同じプレートなので中央部にカーボンを使用しています。ベルトフィッティングのサイバーエッジよりアッパーが馴染みやすい次世代トップモデルです。付属ピンは8mmですが7mmの方が相性がよさそうです。

 ミズノは実物を拝見しましたがまだ未発表なので伏せときます。同じく圧着メッシュを使い、プレート強度はアディダスを参考にしたというスプリント専用モデルです。

 この2つにアディダスのアディゼロプライムSPを含めた3モデルが各社2014年のフラッグシップモデルになるでしょう。

 来年もニューモデルから目が離せないですね。

 




 最後に

 私はあくまで情報と経験でしか話せないのでたまにくるスパイクに関しての質問は時によって答えかねる場合があります。どうぞご了承ください。
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by soul-tfc | 2013-08-21 00:51 | 陸上スパイク

やはり今季の注目はSP JAPANみたいですね

 
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 昨年の展示会で一目見てから「あ、こいつが一番だな。」と感じさせてくれたアシックスのSP JAPAN。

 リニューアルプレートでフラット感があり中足部はほんのり入ったカーボンで固い仕上がり。つま先は屈曲性がありコントロール性も抜群。ピン配列も癖っけが少なく(もっと面でガツガツ接地感をもらいたい人にはちょっと物足りない?)シューレースのホールドもしっかりしていてこれならどの年齢層、レベルにも安心して使いこなすことができる1足だと思います。

 特につま先から伸びたこのフラットプレートは近年にないクオリティです。これはアッパーがしっかり前方から丸みを帯びつつ、余計な切り返しなしで包み込んでいるため一体感がアップするように工夫されているところもポイントです。JPソードを開発したチャレンジ精神は無駄ではなかったといえるでしょう。

 色んな方のブログ、ツイッターでも好評なようで私も当分履けやしないのにとりあえずいただけることになったのでこれを選ばせていただきました。

 アシックスのシューレースモデルは久々なのでしっかり走れるようになってから使うのが楽しみです。

 皆さまは自分の足がお気に召す1足は見つかりましたでしょうか?

 もうすぐシーズンインです。故障には気を付けて実りのある楽しいシーズンを過ごしてください。
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by soul-tfc | 2013-02-24 23:03 | 陸上スパイク

アシックス2013年モデル見てきました。

 予想通りの高速フォーム対応の高反発プレートがデビューします。

 ミズノ・アシックスどちらもフラッグシップモデルは高速タータンを意識して作ってます。練習用と兼ねることは難しいでしょう。年間2足以上スパイクを使う人に限定されます。

 
 履いた感触としてはミズノは安定型で前半・後半ともにブレの少ないパワースプリンター向き、アシックスは中間の加速がそのまま維持できるかどうかで性能が左右されるテクニカルスプリンター向きといえます。

 
 個人的にはSPジャパンの新型が気になりました。新型プレートでシューレースはぶっちゃけこのモデルだけですからね。

 SPブレードは健在です。色がカッコイイです。色が。。。気になる。。。

 
 俄然来年に向けてモチベーションが上がってきました。やっぱニューアイテムはテンション上がりますね。
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by soul-tfc | 2012-07-11 01:49 | 陸上スパイク

クロノ○○○○

 ミズノ株式会社、短距離向け新型クロノシリーズをリリースへ
 http://www.mizuno.jp/mtc/allfor999/

 
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 予想より早く発表されましたね。

 名前、プレートコンセプトは前々から聞いているのであとは実際にはいて走ってみたいだけです。

 自分にはクロノダッシュが意外に合っていた(昔は加速負けして性能を活かしきれなかった)ので今の状態でしっかり使いこなせるかどうかですね。

 久々ともいえる重厚なアッパーに傾斜のついたプレート。ピンは7mm標準で特殊ピン(3mm)が一箇所あります。これが今回の最大のポイントです。

 実際に足入れまではしてみましたが、ねじれが少なくアッパー強度にも安心感が漂う感じでした。個人的には好きなスパイクの部類に入ります。

 アシックスの軽量・高反発の鉄板機能に対抗して、ミズノは加速・高出力速重視という攻めの姿勢がみえる一足です。

 ダミーモデルはピン周囲の突起が全く無い状態でしたが、製品版はここが改良されてグリップ部分も改善されるとのことです。

 ちなみに値段もはじけてます。ここもお楽しみに(笑)

 
 来年のシーズンインが楽しみになってきました。自己ベスト出せるようにがんばらないと!
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by soul-tfc | 2012-07-04 01:51 | 陸上スパイク

ガイアの夜明け

 陸上スパイクの特集してましたね。

 アシックスのスパイク・・あれだけ一足一足時間をかけてカーボンを錬成していたらそりゃ市販化はまずないと確信しました。ピン配列だけ同じの擬似モデルがたぶん出るでしょう。サイバーレイとかジャパンライトニングの後継モデルとして。

 アディダスのアディゼロプライムSPもちょろっと出てましたね。国内では限定発売の分、まだ普及率はありませんが、来年以降にどうシェアを伸ばしていくか今から楽しみです。

 
 特集はされませんでしたが、ナイキ・ミズノともにロンドン五輪へ向けたスペシャルモデルを開発済みです。特筆すべきはミズノ。昨年の全日本実業団で塚原選手が履いていたダミーモデルが満を持して商品化されます。

 ナイキはお得意のZOOM JAフライニットで軽量化して商品化。強度なソールに軽量なアッパーがどれだけトップ選手に受けるかがキーとなります。日本では高平選手が着用することになります。

 プーマは相変わらずのボルト頼り。というかボルトだけで十分なのでしょう。コンプリートテセウスは今年もカラーリング以外に変更点はなさそうです。今ではボルトファースという名前に変わっているそうな。

 そんなこんなでオリンピックイヤーは陸上スパイクの目新しさにも注目な1年になりそうですね。
 
 衝動的に自宅の陸上スパイクを撮ってみました。

 
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 たぶん来年にはもっと増えてそうです。。。。
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by soul-tfc | 2012-06-19 23:45 | 陸上スパイク

アシックス“CFRP”モデル

 アシックスから謎のスパイクシューズがプレスリリースされてます。
 
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 以下メーカーサイト原文ママ

 シューズのアウターソール(外底)の全面にカーボン繊維強化プラスチック(CFRP:Carbon Fiber Reinforced Plastics)を採用し、かつ、効果的に配置されたスパイクピンと一体成型することで、エネルギーロスが少なく、最高速度を維持しやすい陸上短距離用スパイクシューズを開発しました。
今シーズンから国内のトップ層の選手を中心に使用していただく予定です。
 今回開発したスパイクシューズは、アシックススポーツ工学研究所の知見を生かして作製したもので、最もスピードの差が出るといわれるレース中盤以降において、走行中にかかるブレーキや荷重中心の後退などをいかに防ぎ、最高速度を維持できるかという点に着目し開発しました。

 アウターソールのプレートに採用したCFRPは、当社従来のプレートに用いられている樹脂と比べて、剛性・強度が高いといった特徴があります。このCFRPを特殊な技術で積層することで、屈曲性が必要な踏み付け部や、より高い剛性が必要な土踏まず部など、部位によって必要とされる剛性の違いに対応した設計を行なっています。また、CFRPで一体成型することで当社従来のプレートに比べて大幅な軽量化を実現しています。スパイクピンは、重心移動をよりスムーズにするため、小指球部分のピンを最小限にし、母指球部分とつま先の外側部分に密に配置しています。
 アッパーは、軽量で伸びにくい人工皮革を採用しています。フィット感とホールド性を高め、着地時や蹴り出し時のシューズと足のずれを抑えます。

 
 パッと見6mm〜7mmのピンを使用したフラット型ソールのモデルのようです。サイバーレイとサイバーブレードの両方のノウハウを活かしつつカーボンにて剛性を上げた仕様でしょうか。

 の割にはアッパーがお粗末っぽいのがこの写真だけでわかってしまうのが最近のアシックスっぽいです。笑
 
 案の定、先日のゴールデングランプリ後に福島千里選手が『スパイクが合わない!!』なんて愚痴をそっこーメディアに放っていた模様です。
 以下ソース
 福島 スパイク変更で感覚狂う…スタートに課題
 ルメートル選手にも不評のようで、ロンドン五輪での使用はないだとか。じゃあ誰が履くの??笑
 
 ぶっちゃけていうと、フルカーボンプレートはシューズ内のブレが全くない前提で反発力が期待できるというもの。もちろんプレートの捻れやアッパーの横ブレなどもってのほかです。

 ベルトフィッティング+シューレース??のような外見もしくはベルトフィッティングだけのようなモデルのようですが、サイドの強度はこの写真を確認する限りでも決して安心できそうにありません。

 さらにプレートを見る限り接地と荷重移動に研究を重ねた結果の賜物とみてとれますが、どの競技場も全て高反発でこのスパイクのようなピン以外のグリップがなくても問題ないようなノンチップ型で走れるとは限りません。

 最近の国内トップスプリンターは接地と重心移動に優れた技術を発揮する選手が増えてきています。筋力に頼らなくても前へ速く進める技術を持っていることが特徴でしょう。

 着用ターゲットはこういった乗り込み技術と足さばきに自信のあるスプリンターへ向けたモデルとみて間違いはないでしょう。

 このスパイクは歳の早いうちから技術を体得してフォームを完成させる傾向がより強くなった昨今の日本短距離界を強く主張しているような気がしてなりません。もっと荒削りにも対応できる挑戦的なスパイクシューズは作れないものでしょうか。あ、サイバーオーラはなかったことにして笑

 ちなみにこのフルカーボンスパイクの一般発売は今のところ予定はないようで、メーカーには一般に手に取れるモデルができたら持ってきてくださいと伝えており、現物を触れたらまたレポートしたいと思います。


 余談ですが、先日に来年のクロノインクスに触れてきました。ここでは何も書けませんが皆様お楽しみに。
 

 6月5日追記

 今シーズンは江里口選手がCFRPモデルを使用してレースに出ているみたいです。関西実業団で復調しこのまま日本選手権でも結果を出してもらいたいですね。
 
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by soul-tfc | 2012-06-03 23:40 | 陸上スパイク

アディゼロプライムアクセラレータ

 今年はすでにオークション含めて何足かスパイクを集めましたが、最近話題のアディダス社のスパイクにも手を出してみました。

 
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 アディゼロプライムアクラセレータ StepInStepさんにて限定発売中。14,700円(税込)

 超限定発売されたアディゼロプライムSPに比べるとプレートがカーボン製でなくなったことやフラットプレートよりかは少し傾斜が付いて黒人選手向けのスパイクに作られていることなどが挙げられます。

 同時期に発売したアディゼロプライムフィネスは400mまで対応に対してこのアクセラレータは100m・200m専用という位置づけです。

 性能はというと、とにかくこの手のパワースプリンター向けのスパイクシューズのなかではダントツの軽さです。とにかくアッパーが軽い。デモリッシャーのあの重たさはなんだったのかというくらい。
 
 アッパーはかかとのスプリントフレームがきいていてフィット感ばつぐんです。シューレースの強度も強く、昔のアディスター時代を彷彿とさせるはきやすさがあります。

 そしてプレート。むちゃくちゃ硬い。本当に硬い。プーマのコンプリートテセウスより硬いです。このスパイクを使っているので有名なのはアメリカのジャスティン・ガトリンですが、そのくらいでないとしならせることは困難でしょう。エントリーの中高生は決して使ってはいけません。おとなしくサイバーレイやジオサイレンサーをはきましょう。

 いわずもがなですが、私では使いこなせませんでした。今年のネタスパイクになりそうです。。。

 ただ、本当に軽くフィット感にも優れているのでパワーに自信のあるスプリンターにはおすすめです。

 ただし注意点が二つほど。

 付属のピンはすぐ折れます。絶対に国内メーカーのピンを取り付けてください。

 サイズが通常の陸上スパイクに比べて大きいです。私で25.5cmを購入しましたが、ぶっちゃけ25.0cmでも少し余裕が残るかどうかといったところ。必ず購入の際には1.5cm下げてはいてみてください。

 アディダスは来年から国内の陸上シーンにも本腰を入れそうな予感です。シューズのアディゼロ匠がかなーり人気が出ているみたいなのでスパイクも要チェックですね。
 
 
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by soul-tfc | 2012-05-30 03:24 | 陸上スパイク



兵庫県で走っている一般趣味人競技者の日誌です。社会人陸上と陸上競技用品ネタの話題が多いです。
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自己紹介
1985年9月生まれ。A型
163cm・59kg
学生時代は関東選手権優勝、日本選手権リレー出場程度。
現在はスポーツ用品販売業の傍ら、趣味の範囲で競技生活を続行中。

専門種目
100m~110km

2005年
SOULとして活動を始める。
2007年
SOUL陸上競技部を設立。
2010年
東日本実業団陸上男子
400mR6位
2011年
東日本実業団陸上男子
400mR7位
2011年末
体調不良を理由に
SOUL陸上競技部
の活動を無期限休止。
2012年初春競技再開。
2012年7月おんたけ100kmウルトラトレイル完走
2012年8月ほぼベストまで走りが戻る。
2012年8月26日仕事中に右アキレス腱断裂
2013年8月24日100mに復帰11秒86(-1.1)
2013年9月15日信越五岳トレイルランニングレース110km完走
2014年大阪マラソン出場予定
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